保険に加入することにした話

ahiruです。

今回は、このひと月ほどで心境の変化があり、医療保険と就業不能保険に加入しました。

いま、一部界隈で「保険の加入は必要ない。保険加入なんて無駄だ」といった意見があります。

正確に言うと「貯蓄があれば、保険はいらない」ということですね。

この意見には、賛成します。

実際、私はこの意見と同じ考えをもち、保険に加入していませんでした。

そんな私がどのように考えを変えたのかを記録しておきます。

このような考え方の人もいるんだなぁと思ってご覧ください。

目次

保険に加入していなかった時期と考え方

社会人になったころ、職場に来ていた保険の外交員さんから勧められては断り。

第1子誕生後、夫の保険の見直しのついでに私の保険を提案して貰いもしましたが、断っていました。

次のような考えから勧められた保険に加入していませんでした。

  • 親が入ってくれていた養老保険があった(満期いくらか+入院日額5000円程度の補償)
  • 提案の保険料が高い(月に1万〜2万弱。そこまで払って入る意味が理解できない)
  • 独身、結婚して夫婦共働きの頃は、死亡保障は必要ない
  • 病気をしてもある程度の貯金(生活費の半年分〜1年分)はあるから困らないだろう
  • 会社員だから長期入院となってもなんとかなりそう(傷病手当金あるし)

生命保険に入ることにしたきっかけ

第2子誕生後、復職して、しばらくしたときにふと、子供たちのために生命保険は入っておいた方がいいのかも。そう思いたちました。

共働きで、夫の方が稼いでいましたが、住宅ローンや生活費は私も負担していました。

貯金はしていましたが、投資はそれほどしていなかった頃で、家を買ったり、車を買ったり、2回に及ぶ産休育休と出費していたので、貯蓄が2〜300万程度の頃でした。

この状態だと、今すぐ自分になにかあったときに当面の生活はできても、子供が大学進学したい時に困る場面が出てくるかもしれないと思いました。

そこで、私が万が一死亡した場合を想定し、定期タイプの生命保険に加入しました。

期間は20年で、子供が大学進学するために貯金しようと考えている1000万円分を契約しました。

月々1700円ほどで安心を買うことにしたのです。

保険が必要だと気づいた今

生命保険加入からおよそ5年。その間、保険に加入しなきゃと思うこともなく過ごしてきました。

前述したとおり会社員だから大丈夫よねと思っていました。また、貯蓄も以前よりは増えました。

ですが、ふと気づいたのです。私って今、なんの補償もないフリーランスじゃないかと。

夫がいるため、稼ぎが少ない状態であっても困らずに生活できています。

ですが、大きな病気をした場合においては、補償は手薄い状態です。

会社員が病気になった場合

入院することになったとしても、高額療養費制度があるため、医療費は月に10万円程度で収まります。

病気をして休んでも、傷病手当金によって給料のおよそ3分の2が、1年半もの間補償されています。

つまり、病気で働けなくても傷病手当金によって収入が途絶えることはないのです。

貯金が50万〜100万もあれば、多少重い病気になったとしても子供たちの将来を左右するほどのことはありません。

フリーランスが病気になった場合

会社員と同じく高額療養費制度は使えるので、医療費は月に10万円程度。

ただ、フリーランスは病気で働けなくなった途端に収入が途絶えます。

ある程度蓄えはありますから、ちょっと盲腸で入院になった、程度だと医療保険はいりません。

その間収入が途絶えるといってもまた元気になれば働くこともできます。

夫も働いているので、生活が行き詰まることもないです。

病気などにより働けない状態=無収入期間が1年以上にわたったら?

会社員ではないため傷病手当金はない上に、医療保険や所得補償保険にも加入していなければ、収入が0となり、貯金を取り崩していくだけの生活となります。

たぶん半年程度なら大丈夫です。ですが、1年近くにわたったら?

その間収入なしで病気の治療のために貯金を取り崩し続けて本当に大丈夫?

そう考えたら、あ、保険に入っとかなきゃという結論に至りました。

加入した保険はこれ

加入した保険は、2種類です。

生命保険+就業不能保険+医療保険の3つ合わせて月額8,000円でお釣りがくる保険料で加入しました。

加入した保険1:就業不能保険

病気や怪我によって働けない状態が61日以上になった場合に月10万円受け取れるタイプのもの。

高度障害まではいかない一歩手前の状況とか、なる可能性は低いけど、万が一にそうなったら家族に迷惑かけちゃうなぁと思って加入することにしました。

障害年金がでる程度じゃないと受け取れないという話も見かけましたが、そういう状況こそリスク大と判断しました。

加入した保険2:医療保険

こちらは加入を最後まで悩みました。

ですが、万が一、入院するようなことになった場合に少しでも足しになればと思い加入することにしました。

月額が固定で安く済む共済も検討しましたが、医療保険に決めました。

加入した内容はこのような形にしました。

入院日額:5000円(120日)
先進医療(2000万)特約、患者申出療養給付金(15万)
手術給付金:なし(手術費は高額療養費制度+貯蓄で補うと判断)
八大疾病:入院無制限特約
がん一時給付金(100万円。1年に1回、回数制限なし)

がん診断一時金をつけるかも最後まで悩みました。

保険料が2000円近く変わってくるから。

ただ、たぶん、子供が成人するまでに働けなくなる理由として考えられる病気で可能性が高いのはがんに罹患することかなと考えました。

若年でがんになった親族はいないのでそれほど心配していないのですが、40〜50代女性の罹患率を考えると子育て中にそうなってもおかしくないなと。

先にも書いたとおり、会社員の時ならがんに罹患したとしても離職さえしなければなんとでもなったのですが、フリーランスですからね。

だとしたら、診断一時金がでるとかなり助かるのではと思いつけることにしました。

まとめ

貯金の余裕って家庭によって違うと思います。

我が家は住宅ローンの返済もまだまだあるし、子どもがまだ小さいのでこれから先20年弱は、養育費・教育費がかかってきます。

そう考えた時に、病気で仕事できなくなって収入が途絶え、医療費もかかったら、子どもの進路に影響が出るな。

そう思い、加入を決意しました。

ここまで手厚い保証がなくても大丈夫なくらいの蓄えができたり、もし、会社員に戻るようなことがあれば、保険をやめることも考えようと思っています。

こんな意見もどなたかの参考になれば幸いです。

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この記事を書いた人

在宅フリーランス。姉妹の母。
2021年1月FP3級合格。2021年に会社員から働き方を変えようとフリーランスになりました。
ココナラ、業務委託、YouTube、コンテンツ販売などいろいろチャレンジしていることを備忘録として記録しています。

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