子どもに見通しをつけさせて、声掛けが楽になった方法

ahiruです。

毎朝、子どもたちに「早くご飯食べて」「早くお着換えして」と声掛けをする日々。

子どもたちは「はーい」と返事しながらも、遊んでしまったり、テレビを見たり、ぼーっとしたりしている状況。

「いいかげん、早くしなさい!」と雷を落としてようやく動いてくれる、ならまだしも、子どもたちが泣き出して、余計に出発まで時間がかかる…そんなことありませんか?

この記事では、我が家で実践した解決方法をご紹介します。

この方法を取り入れることで、「早くしなさい!」と叫んだり、「怒りすぎたかな」と落ち込んだりする日々からほんの少し解放されると思います。

そして、慣れてくると子どもたちを急かすことなく、お互い気持ちいい一日を過ごせるようになります。

目次

我が家の状態

5歳と3歳の子どもたち。まだまだ、時間の感覚がありません。

朝は保育園の支度までに声をかけて、夜は夜で、少しでも早く寝かせるために声をかけて…と、急かしてばかりの毎日でした。

どうしたらいいのかと悩んでいた時、保育園では、時計の針で時間を伝えているということを知り、家でも取り入れてみることにしました。

導入までと結果について、記録しておきます。

my時計の導入まで

壁掛け時計で伝えてみる→結果は、NG

始めは、壁掛け時計を指さして伝えてみました。

ところが、子どもからすると、遠くにあってわかりにくかったようで、結果、無視されることがほとんどでした。

子ども用に専用時計を購入→結果は、上々

これは仕方ないと思い、子どもの専用時計を導入することにしました。

買ったのは、セイコーの知育目覚まし時計。
取り合いになることを想定し、上の子、下の子それぞれにマイ時計として購入。

まだまだ、数字も覚えきっていない子どもたちですが、「自分の時計」がうれしかったようで、大喜びで時計を見てくれました。

時計導入前後での声掛けの違い

時計を購入したことで、声掛けの仕方が変わりました。

自分の時計を導入する前の声掛け

時計を導入する前は、朝も夜もとにかく時間に追われて、いわば、親が一方的に指示する状態。

急かされている子どもも、どうして怒られているのか、理解できない状態でした。

「早く食べて」「早く着替えて」「ぼーっとしない」

「早く食べて」「お風呂入るから、遊ぶのおしまい」「早く寝なさい」

自分の時計を導入後の声掛け

時計を導入したことで、声掛けの仕方が具体的になりました。

そして、子どもにとっても文字盤を指さして、針がどこを指すまでに行動すればいいのか、親の指示が具体的にわかるようになったようです。

「赤い針が、6(30分)になったら、お着換えするよ。それまでに食べてね」

「時計を見て。5になってるよ。もうすぐ6だよ」

「6になったよ。お着換えの時間ですよ」

「どこまで食べる?今日は、2(10分)までにしようか」

「お風呂は、6(30分)になったら入るよ。それまでは遊んでていいよ」

まとめ

自分の時計を導入する前は、子どもにとってあいまいな「早く」といった声掛けが多く、子どもにしたら「早くしているのに…」という気持ちで、結局いつまでに何をすればいいのかわからなかった様子。

自分の時計を導入した後は、決めた数字のところまでに針が来たらというのがわかりやすく、親が望んでいることを理解するようになりました。

食事の時には、自分で「3までに食べる。食べたらYouTube見ていい?」など、交渉してくるようになりました。

これまでは、ご飯の後のテレビは「ダメ!」と言っていました。

時計導入後は、サクサク行動できることが増えてきたので、「6まで、30分までならいいよ。6になったら、お風呂ね」と、時間を区切ってお約束することができるようになりました。

お互いストレスが軽減して、無駄に怒ることが減りました。

以上、「子どもに見通しをつけさせて、声掛けが楽になった方法」として、子どもの手元における時計を導入した話をお伝えしました。

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この記事を書いた人

在宅フリーランス。姉妹の母。
2021年1月FP3級合格。2021年に会社員から働き方を変えようとフリーランスになりました。
ココナラ、業務委託、YouTube、コンテンツ販売などいろいろチャレンジしていることを備忘録として記録しています。

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