ahiruです。
まだつみたてNISAをしていない方向けの記事、第3弾。
前回、つみたてNISAの口座開設までお伝えしました。
今回は、『つみたてNISAの始め方~実践編~』として、信託報酬が低い商品の探し方をお伝えします。
つみたてNISAの特徴
つみたてNISAは、少額・長期・分散投資を目的としているため、選択できる商品は、一定の基準で選ばれた商品となります。
販売手数料無料(ノーロード)
信託報酬の低い商品のみラインナップ
頻繁に分配金は支払われない
販売手数料に差がない以上、何を買っても同じように思われます。
つみたてNISAで買う商品は、信託報酬が低い商品から選ぼう
「つみたてNISAでなにを買ったらいいの?」と聞かれたら、こう答えます。
「信託報酬が低い商品から選んで買えばいい」
どうして、信託報酬って何? どうやって選べばいいの?に答えます。
信託報酬ってなに?
投資信託の運用管理費用のこと。
保有している資産に対して、毎日決められた%、勝手にひかれる費用です。
信託報酬が低いと何がうれしいの?
信託報酬が低い商品を選ぶと、手元に残るお金がより多くなります。
例えば、100万円を年利5%で20年間運用した場合の、信託報酬率による違いを見てみましょう。
信託報酬率(0.5%)の場合:資産額2,455,467円
信託報酬率(1.5%)の場合:資産額2,011,703円
その差は、433,764円…なんと40万円以上の差となります。
たった1%といえばそれまでですが、金額でみると大きいです。
というわけで、どの商品を買うかの第一条件は「信託報酬が低い商品」となります。
信託報酬が低い商品ってどうやったらわかるの?
信託報酬が低い商品は、各証券会社のWebサイトを見ましょう。
楽天証券で信託報酬が低い商品を調べる方法
楽天証券のページへアクセスします。
1.「NISA・つみたてNISA」を選択
2.「取扱商品」>「投信スーパーサーチ」を選択
3.「つみたてNISA買付可能」をチェック>「手数料等」を選択>「管理費用(税込)」が信託報酬▲で低い順に並ぶ
SBI証券で信託報酬が低い商品を調べる方法
SBI証券のページへアクセスします。
- 「投信」を選択
- 「銘柄検索・取扱一覧」を選択
- 「つみたてNISA対象銘柄」を選択
- 「手数料等費用」を選択>「信託報酬」▲で低い順に並ぶ
以上、『つみたてNISAの始め方~実践編~』として、信託報酬が低い商品の探し方をお伝えしました。